人の歯や骨はアパタイトで出来ています。
そして常に中和するために酸性になったりアルカリ性になったりして動いています。
その時に歯や骨のアパタイトのエナメル質は溶けたり付いたりを繰り返しています。
それと同じ化学変化をギターの塗装膜で実現出来れば、モース硬度5(ガラスと同じ硬さ)のアパタイトの薄い皮膜が出来て汗にも熱にも強い塗装膜が出来るというお告げにより実験と実践をしました。
まずは実験用の木材の端材にコーパルニスを塗り乾燥させます。
これは酸性になります。
次にアルカリイオン水を
体温くらいの温度に温めます。
アパタイトの粉末と温めたアルカリイオン水を、
2:3の割合で混ぜます。
冷めないように湯煎してます。
豆乳みたいになります。
これを脱脂綿に湿らせて、タンポ塗りする布にくるみます。
そして実験用の端材に素早く塗ります。
酸性のコーパルの層と体温くらいのアルカリ性イオン水が中和しようとする化学変化の中でアパタイトが付着するという実験です。
赤と青色のLEDで乾燥を早めます。
出来上がりはこんな感じです。
この板を汗でベトベトの胸にあてたり、擦って摩擦熱を起こしてみたりしましたが、セラックニスやただのコーパルニスのようにグチャグチャに溶けたりしませんでした。
…っということで、
出来てるはずなので即実践です!(笑)
同じようにギター全体に塗ります。
手早くササッと!
すると、あっという間に水分は蒸発し、中和の化学変化中に余ったアパタイトの粉は写真のように白く粉になって残りますのできれいに乾拭きで拭き取ります。
コーパルニスの乾燥を早めるために赤と青のLEDにあててます。
上手くいきますように。
すべてはつながっている。